クリップボードは、データオブジェクト(Pegaではページと呼ばれる)を保持するためのメモリ領域です。

システムページ

システムページはアプリケーションサーバーの起動時に作成され、アプリケーションサーバーがシャットダウンされるまで存続します。このページには、実行時のシステム全体の状態と設定情報が含まれています。

リクエスターページ

リクエスターページは、ユーザー(ゲストまたは認証済み)に関連付けられたデータ、リクエスタページは、リクエスタの存続期間中存在します。

スレッドページ

スレッドページのセットは、pxThreadページ、匿名(名前なし)ページ、および名前付きページで構成されています。

pxThreadページには、スレッドレベルの情報が含まれており、実行時にProcess Commanderに対してユーザーおよび接続固有の状態と構成情報が含まれています。
匿名ページ用のメモリは、Javaの規則に従って自動的に管理されます(JVMがこのメモリへの参照がなくなったことを検出すると、ガベージコレクションの対象としてマークされます)。
名前付きページのメモリは、Process Commanderまたはアプリケーションによって割り当てられ、解放されます。

ユーザーページ

ユーザーページは、Page-Newメソッドなど、いくつかの方法のいずれかを使用してアクティビティが作成する最上位のクリップボードページです。ログアウトすると、(Obj-Saveメソッドで)PegaRULESデータベースに保存されていないユーザーページはメモリから削除されます。