DIY塗装は「難しそう」「失敗しそう」と思われがちですが、実際は 塗料選び8割・作業2割 と言われるほど選び方が重要であり、技術よりも知識の整理が結果を左右します。
特に重要なのが次の判断です。
ペイントか?ニスか?
水性か?油性か?
ウレタン?アクリル?
このサマリーでは
初心者が失敗しない
経験者も判断に迷わない
家具・室内・屋外・賃貸まで対応
を目的に、実用重視で体系化しています。
DIYで失敗しないための原則は以下の5つです。
水性塗料を基本にする
用途(素材・屋内外)を最優先で選ぶ
薄塗りを2回以上
下地処理を省略しない
乾燥時間を守る
👉 高級塗料より「適材適所」が重要です。
2. まず理解すべき「ペイント」と「ニス」の違い結論色を変えたい → ペイント
木目を活かしたい → ニス
色+耐久性 → ペイント+クリア(ニス)
2-1. ペイント(Paint)顔料入り
下地を隠す
色の自由度が高い
向いている用途
家具の色替え
壁・小物
イメージチェンジ重視のDIY
2-2. ニス(Varnish)基本は透明または半透明
木目を見せる
主目的は保護
向いている用途
無垢材
天然木家具
木の質感を残したい場合
ペイントとニスの比較項目ペイントニス色付くほぼ付かない木目隠れる見える主目的見た目保護初心者向き◎○3. ニスの種類と正しい使い分けニスは「透明なら何でも同じ」ではありません。
種類特徴向いている用途水性ニス扱いやすい・臭い少室内家具油性ニス非常に丈夫屋外木部ウレタンニス傷・水に強い天板・椅子アクリルニス軽作業向け小物👉 室内家具DIYでは「水性ウレタンニス」が最適解
4. ウレタン・アクリルなど樹脂の考え方ウレタンとは?ウレタンは塗料の「成分(樹脂)」の一種で、
ペイントにもニスにも使われます。
👉 「ウレタン=透明」ではありません
樹脂別・DIY向き比較樹脂特徴向いている用途アクリル安価・軽い壁・小物ウレタン丈夫・万能家具全般シリコン耐候性屋外フッ素超高耐久DIYでは過剰👉 触る・使う家具はウレタン一択でOK
5. 水性と油性の違い(DIY視点)項目水性油性扱いやすさ◎△臭い少ない強い乾燥早い遅めDIY適性★★★★★★★👉 現代DIYは水性が基本
6. 用途別・塗料の正解早見表用途正解塗料室内壁水性アクリル(壁用)家具(木)水性ウレタンペイント家具(木目重視)水性ウレタンニス家具(金属)水性多用途+サビ止めベランダ屋外用水性シリコン小物水性ホビー・多用途7. 「色+保護」を両立したい場合正しい工程① ペイント(色) ↓ ② 完全乾燥 ↓ ③ クリア(ニス/トップコート) 注意点水性の上に水性
油性クリアはトラブルになりやすい
8. 塗装手順フローチャート(完全版)塗る場所・素材を決める ↓ 用途に合う塗料を選ぶ ↓ 汚れ・油分を拭く ↓ ヤスリがけ(必要に応じて) ↓ 養生 ↓ 薄く1回目 ↓ 乾燥 ↓ 薄く2回目 ↓ 完全乾燥 9. 色選びの基本ルール明るい色ほど失敗しにくい
面積が広いほど濃く見える
原色より「くすみ色」
色別おすすめホワイト系:最安全
ベージュ:万能
グレー:薄め推奨
ブルー/グリーン:アクセント用
濃色:家具限定
10. 必要量の目安(余らせない)1L=約6〜8㎡(1回塗り)
2回塗り=3〜4㎡
目安
椅子1脚:0.3〜0.5L
小棚:0.5〜1L
6畳壁:8〜10L
11. 道具の選び方最低限刷毛(30mm・50mm)
ミニローラー
マスキングテープ
トレー
ヤスリ(#240/#400)
+α中毛ローラー
プライマー
スポンジ刷毛
ウエス
12. よくあるNGとリカバリーNG対策厚塗り薄塗り×2ムラ乾燥後研磨色失敗明色で上塗り剥がれ下地処理+下塗り👉 ほとんどの失敗は修正可能
13. 賃貸DIYの考え方壁は塗らない
家具・板・可動物を塗る
原状回復前提で楽しむ
14. 屋外DIYの耐久性アップ下地処理最優先
屋外用塗料必須
プライマー使用
天候管理
クリアトップで保護
まとめ:DIY塗装の最終思考ペイント=色
ニス=保護
ウレタン=耐久
水性=扱いやすい
用途最優先
最後にDIY塗装は「失敗しないこと」より「直せることを知っている」方が大切です。
この完全サマリーを基準にすれば、塗料選びで迷うことはほぼなくなります。