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概要

会計伝票のヘッダ情報が格納されます、未転記伝票のヘッダ情報もこのテーブルに格納されます。

No.PK技術名称名称説明
1BUKRS会社コード-
2BELNR伝票番号-
3GJAHR会計年度-
4 ---

BKPFテーブルに格納されるデータを分類毎にまとめて説明します。

システム制御情報

システム制御に利用される情報は主に以下の項目があります。

  • 伝票ステータス(BSTAT)
    特殊機能のある 伝票 が伝票ステータスにより示されています。以下一部の値です。
    • 空白:通常の転記済伝票
    • A:消し込み伝票
    • B:消込済明細再登録伝票
    • D:繰返伝票
    • M:モデル伝票
    • V:未転記伝票
    • Z:削除ずみの未転記伝票

実行関連情報

  • どの処理で生成されたデータなのか 
    トランザクションコード(TCODE)にこの伝票を生成した処理のトランザクションコードが格納されます。
  • いつ登録されたデータなのか
    会計伝票登録日(CPUDT)と登録時刻(CPUTMに、この伝票が登録された日付と時刻がそれぞれ格納されます。
  • 最後に変更されたのがいつなのか
    変更日(AEDAT)に、最後にの伝票が変更された日付が格納されます。
    但し、伝票登録後に一度も変更がなかった場合、この項目が空白になります。
    なお、このテーブルに最終更新日(UPDDT)という項目がありますが、実際には使用されていないようです。
  • 起票者と転記者がそれぞれ誰なのか
    会計伝票は直転記のものもあれば、申請者より未転記伝票を起票してから承認者が転記するものもあります。
    そのため、起票者と転記者を判別するには、以下のようにロジックを組む必要があります。
    • 伝票ステータスが「V」(未転記)、「Z」(削除済未転記)の場合(未転記伝票)
      起票者= 「ユーザ名」(USNAM)
      転記者= 空白
    • 伝票ステータスが「V」(未転記)、「Z」(削除済未転記)以外の場合(転記済伝票)
      起票者= 「未転記者名」(PPNAM) 但し、「未転記者名」(PPNAM)が空白の場合(直転記のケース)なら、「ユーザ名」(USNAM)
      転記者= ユーザ名」(USNAM)

フリー入力情報

フリー入力項目とは標準テーブルに格納されますが、システムに管理されず、ユーザが自由に入力可能な項目のことです。 ユーザ個別要件を実現するためのEXIT実装にもこれらの項目がよく活用されます。

  • 参照伝票番号(XBLNR) 
    伝票番号が書いておりますが、ECCシステム内の伝票のことではありません。
    通常、取引先から受領した請求書や納品書に記載されている取引先側番号を記入することが多いが、別の用途として自由に利用してもよい項目です。
  • 伝票ヘッダ Text(BKTXT)
  • 参照キー1(XREF1_HD)
  • 参照キー2(XREF2_HD)
  • 参照キー3(XREF3_HD)

通貨情報

会計伝票ヘッダには様々な種類の通貨情報が格納されています。

  • 伝票通貨
    通貨コード(WAERS)、換算レート(KURSF)
  • 国内通貨
    国内通貨(HWAER)、換算レートは国内通貨と換算するレートのため、国内通貨の換算レート項目はなし 
    第2国内通貨(HWAE2)、第2国内通貨の換算レート(KURS2) 
    第3国内通貨(HWAE3)、第3国内通貨の換算レート(KURS3)

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伝票

転記済

No.技術名称名称テキストテーブル説明
1BKPF会計伝票ヘッダ--
2BKPF会計伝票ヘッダ--
3BSEG会計伝票明細--
4BSEC会計伝票ワンタイム勘定情報--
5BSED会計伝票手形情報--
6BSET税データ--
7BSAD得意先別決済明細データ--
8BSID得意先別未決済明細データ--
9BSAK仕入先別決済明細データ--
10BSIK仕入先別未決済明細データ--
11BSAS総勘定元帳決済明細データ--
12BSIM品目別決済明細データ--
13BSIS総勘定元帳未決済明細データ--
14GLT0総勘定元帳取引金額(月次)データ--
15KNC1得意先取引金額(月次)データ--
16KNC3得意先特殊仕訳取引金額データ--
17LFC1仕入先取引金額(月次)データ--
18LFC3仕入先特殊仕訳取引金額データ--
19WITH_ITEM会計伝票源泉徴収税データ--

未転記

No.技術名称名称テキストテーブル説明
1VBKPF未転記会計伝票ヘッダ--
2VBSEGA未転記会計伝票明細(資産)--
3VBSEGD未転記会計伝票明細(得意先)--
4VBSEGK未転記会計伝票明細(仕入先)--
5VBSEGS未転記会計伝票明細(総勘定)--

検索や集計のための二次テーブルです、オリジナル伝票データを元にテーブルのデータが転記されます。

No.技術名称名称テキストテーブル説明
1ACCTCRFI/CO 伝票からの圧縮データ - 通貨--
2ACCTHDFI/CO 伝票からの圧縮データ - ヘッダ--
3ACCTITFI/CO 伝票からの圧縮データ - 明細--
4FAGLFLEXT総勘定元帳: 合計--

基本

No.技術名称名称テキストテーブル説明
1T856取引タイプT856T
2TABW資産取引タイプTABWT

消費税

No.技術名称名称テキストテーブル説明
1T005国コードT005S
2T007A税キーT007S

源泉徴収税

No.技術名称名称テキストテーブル説明
1T001会社コード--
2T001WT会社毎の源泉徴収税タイプ--
3T059P源泉徴収税タイプT059U
4T059Z源泉徴収税コード (拡張機能)T059ZT
5T059FB源泉徴収税計算論理式 (拡張機能)-

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ほとんどの実運用で拡張源泉徴収税機能が利用されるため、このトピックでは拡張源泉徴収税機能を取り上げてそのカスタマイズを説明します。

withitem_img_001.jpg

IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税というパスでまとめられています。

1.有効化

有効化: 拡張源泉徴収税 IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→会社コード→有効化: 拡張源泉徴収税 拡張源泉徴収税を有効化する設定を行う。

2.タイプ定義

定義: 源泉徴収税タイプ (支払転記) IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→計算→源泉徴収税タイプ→定義: 源泉徴収税タイプ (支払転記) 債務支払時に源泉徴収税を自動転記する場合の源泉徴収税タイプを定義する 定義: 源泉徴収税タイプ (請求書転記) IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→計算→源泉徴収税タイプ→定義: 源泉徴収税タイプ (請求書転記) 債務計上時に源泉徴収税を自動転記する場合の源泉徴収税タイプを定義する

3.会社毎の源泉税タイプ割り当て

割当: 源泉徴収税タイプ → 会社コード IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→会社コード→割当: 源泉徴収税タイプ → 会社コード 各社要件により、債務計上時計上)、債務支払時計上のいずれかまたは両方を割当てる。

4.源泉徴収税コード

定義: 源泉徴収税コード IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→計算→源泉徴収税コードー>定義: 源泉徴収税コード 預かり源泉税額の自動計算根拠となる源泉徴収税コードを定義する。

5.源泉徴収税キー

定義: 源泉徴収税キー IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→基本設定→定義: 源泉徴収税キー 源泉徴収税タイプ別源泉税コード別に、源泉徴収税計算式を定義する。

6.税率設定

定義: 源泉徴収税論理式 IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→計算→源泉徴収税コードー>定義: 源泉徴収税論理式 源泉徴収税タイプ別源泉税コード別に、源泉徴収税計算式を定義する。

7.税勘定

定義: 納付予定源泉徴収税勘定 IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→転記→源泉徴収税勘定→定義: 納付予定源泉徴収税勘定 預かり源泉税計上時に自動転記される源泉徴収税用の勘定コードを定義する。

内部処理キー WIT

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このトピックでは、 固定資産管理の業務処理概要を取り上げて説明します。

固定資産管理は、会計で総勘定元帳に対する補助元帳の役割を果たしています。

固定資産管理コンポーネントがSAP ERPシステム全体における位置づけ

固定資産管理の業務プロセスフロー

マスタ管理

資産ごとに様々な管理情報を登録しておくのが「資産マスタ」です、資産マスタの登録情報には以下のものがあります。

  • 名称
  • コード
  • 所属会社
  • 費用負担部門
  • 数量
  • 所在地
  • 取得年月日
  • 償却方法
  • 耐用年数

資産マスタは資産1件ごとに登録するのが通例ですが、付属部品や組み合わせて使用する資産については本体を(親)資産マスタに登録しておき、付属部品は「補助資産マスタ」という(子)マスタに登録して管理することができます。

以下のような機能が用意されております。

  1. 資産のマスタレコードを登録 
    ⇒ AS01
  2. 資産のマスタレコードを変更 
    ⇒ AS02
  3. 資産のマスタレコードを照会 
    ⇒ AS03
  4. 資産マスタレコードの変更履歴を照会 
    ⇒ AS04
  5. 資産のマスタレコードをロック 
    ⇒ AS05
  6. 資産のマスタレコードを削除 
    ⇒ AS06

以下の表で資産登録の業務プロセスの例を示します。

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
-1資産購入手続きン-システム外処理、手作業
2資産登録AS01-
3登録後確認AR01-

記帳処理

資産の計上、売却などの取引はすべて資産伝票として記帳されます。

以下のような汎用的な機能が用意されています。

  • 資産伝票登録
    ⇒ AB01  
  • 資産伝票変更
    ⇒ AB02
  • 資産伝票照会
    ⇒ AB03

上記以外にも他の業務プロセスに資産伝票登録が統合されたり、取引種類ごとに専用のトランザクションが多数存在しています。

資産計上

資産計上の前には固定資産マスタの登録が必要です。資産マスタは資産の「箱」に過ぎませんので、資産マスタの登録の時点ではまだ資産は計上されていなく、資産計上には別途何かの伝票入力の処理が必要になります。

資産計上処理は、基本的にほかの業務プロセスに統合されています。

購買処理からの資産計上

資産の購入プロセスも他の資材購入と基本的には同じですが、最大の違いは固定資産マスタの登録 が必要である点です。購買発注前にマスタ登録をしておき、発注時に資産マスタ番号を指定した発注を行います。

通常は検収がされた時点で資産計上されますが、場合によっては請 求書照合時の資産計上となります。

  • 建設仮勘定を使わないパターン
  • 建設仮勘定を使うパターン

設備投資案件からの資産計上

設備投資案件でWBSを使って一時的に回収された原価は定期的にまたは完了時に建設仮勘定に決済する必要があります。

  • WBSを一括決済
    ⇒CCJ8G 
  • WBSを個別決済
    ⇒CJ88
  • WBSの決済状況を確認
    ⇒CJIC

建設仮勘定から本資産への転記

建設仮勘定が使用された場合、最終的に資産振替機能を使用して建設仮勘定の金額を本資産に転記する必要があります。

資産異動

資産異動には、除却や、売却、投資援助、振り替えなどがあります。

  • 資産を除却
    ⇒ABAVN
  • 資産を売却
    ⇒ABAON
  • 投資援助
    ⇒ABIF 
  • 別の資産に振替
    ⇒ABUMN

以下の表で資産異動の業務プロセスの例を示します。

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
除却1資産台帳出力AR01-
2対象資産確認-システム外処理、手作業
3現物廃棄-システム外処理、手作業
4資産除却ABAVN-
5除却後確認AR01-
売却1資産台帳出力AR01-
2対象資産確認-システム外処理、手作業
3売却手続き-システム外処理、手作業
4資産売却ABAON-
5売却後確認AR01-
6未収入金登録FV50-
7未収入金計上承認FBV0未転記伝票を転記して未収入金計上を確定
減損1資産台帳出力AR01-
2対象資産確認-システム外処理、手作業
3減損手続き-システム外処理、手作業
4償却記帳AFAB-
5減損後確認AR01-
取引の取消1資産台帳出力AR01-
2対象資産確認-システム外処理、手作業
3取引取消手続き-システム外処理、手作業
4取消記帳AB08反対仕訳を転記する
5取引取消後確認AR01-
休止1資産台帳出力AR01-
2対象資産確認-システム外処理、手作業
3休止手続き-システム外処理、手作業
4資産休止AS02資産変更の時間依存タブで資産休止にチェックを付ける
5休止後確認AR01-
圧縮(直接減額)1資産台帳出力AR01-
2対象資産確認-システム外処理、手作業
3補助関連手続き-システム外処理、手作業
4圧縮(直接減額)ABIF-
5圧縮後確認AR01-

固定資産管理の月次業務には、主に減価償却処理があります。

  • 償却記帳
    ⇒AFAB
    取得済固定資産に対する減価償却を行います。
  • 減価償却再計算
    ⇒AFAR
    特定の状況より、個別(或いは複数)の固定資産の計画当期償却額の再計算を行う必要はあります。
    1. カスタマイジングで償却キーを変更した場合。
    2. 一括変更を行い、そしてその変更が償却関連データに影響を与えた場合。
  • 償却記帳ログを確認
    ⇒AFBP
    実行した減価償却のログ照会を行います。本転記後は、こちらの画面からスプールの確認をすること可能です

以下の表で減価償却の業務プロセスの例を示します。

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
-1償却シミュレーションS_ALR_87012936-
2償却記帳AFAB-
3償却後確認AR01-

年度末処理としては、以下のような機能があります

  • AJRW 資産会計年度変更
    翌会計年度をオープンします。本処理を行うことで、翌会計年度での固定資産取引の計上が可能となります。
  • AJAB 年度末処理 
    年度末処理を実施することにより、クローズした年度以前の値の転記または変更を行うことができなくなります。
  • OAAQ 年度末処理:取消
    再度年度末処理を実行すると、対象の会社の年度は自動的にクローズ年度に変更されます。

なお、固定資産税納税関連には、以下のような機能があります。

  • 資産税レポート出力 
    ⇒ S_ALN_01001767

以下の表で納税の業務プロセスの例を示します。

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
税務1償却資産税レポート出力S_ALN_01001767・償却資産税レポートを出力して、申告書を作成
2申告書提出-税務署に申告書を提出
3償却資産税登録FV60課税通知書に基づいて償却資産税を登録
4債務計上承認FBV0未転記伝票を転記して債務計上を確定

その他には、以下のような機能が用意されております。

  • 資産の状況を確認 
    ⇒ AW01N 資産エクスプローラ
  • 資産管理台帳を照会

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このトピックでは、 債務管理の業務処理概要を取り上げて説明します。

債務管理は、会計で総勘定元帳に対する補助元帳の役割を果たしています。

債務管理の業務プロセスフロー

債務計上

債務計上の登録

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
承認プロセス無1-FB60(請求書入力(enjoy))
FB65(クレジットメモ入力(enjoy))
F-43(請求書入力)
F-41(未転記クレジットメモ入力)
-
承認プロセス有1未転記伝票起票FV60(未転記請求書入力(enjoy))
FV65(未転記クレジットメモ入力(enjoy))
F-63(未転記請求書入力)
F-66(未転記クレジットメモ入力)
-
2未転記伝票承認FBV0-

債務計上の変更

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
転記済の場合1-FB02-
未転記の場合1未転記伝票起票FV60(未転記請求書入力(enjoy))
FBV2(未転記伝票変更)
-
2未転記伝票承認FBV0-

債務計上の取消

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
転記済の場合1-FB08(伝票の反対仕訳)-
未転記の場合1未転記伝票取消FV60(未転記請求書入力(enjoy))
FBV0(未転記請求書削除)
-

取消済債務計上再登録

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
転記済の場合1-FBRA(伝票の反対仕訳)-

支払処理

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
現金払い1-FB05-
振込払い(マニュアル)1-FB05-
振込払い(自動)1支払提案パラメータ作成F110-
2支払提案実行F110-
3支払提案一覧出力F110-
4支払処理F110-
小切手払い1-FB05-
海外送金1-FB05-

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このトピックでは、 債権管理の業務処理概要を取り上げて説明します。

債権の登録

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
承認プロセス無1-FB70(請求書入力(enjoy))
FB75(クレジットメモ入力(enjoy))
F-22(請求書入力)
F-27(未転記クレジットメモ入力)
-
承認プロセス有1未転記伝票起票FV70(未転記請求書入力(enjoy))
FV75(未転記クレジットメモ入力(enjoy))
F-64(未転記請求書入力)
F-67(未転記クレジットメモ入力)
-
2未転記伝票承認FBV0-

債権の変更

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
転記済の場合1-FB02-
未転記の場合1未転記伝票起票FV70(未転記請求書入力(enjoy))
FBV2(未転記伝票変更)
-
2未転記伝票承認FBV0-

債権の取消

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
転記済の場合1-FB08(伝票の反対仕訳)-
未転記の場合1未転記伝票取消FV60(未転記請求書入力(enjoy))
FBV0(未転記請求書削除)
-

取消済債権再登録

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
転記済の場合1-FBRA(伝票の反対仕訳)-

以下の表に示される各業務プロセスは、債権消込処理を承認プロセスなしにしております。 承認プロセスが発生する場合は、FB05(消込転記)がFV50(未転記G/L伝票入力)→FBV0(未転記伝票転記)に変わります。

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
振込入金1支払通知受領(取引先から)-システム外処理、手作業
2入金予定確認FBL5N得意先からの入金予定を確認
3入金通知受領(銀行から)-システム外処理、手作業
4入金確認FBL5N得意先からの入金金額を確認
5債権消込FB05処理対象の取引を入金として債権消込を転記
6受領書発行-システム外処理、手作業
現金入金1支払通知受領(取引先から)-システム外処理、手作業
2入金予定確認FBL5N得意先からの入金予定を確認
3現金受領(取引先から)-システム外処理、手作業
4金額確認FBL5N得意先からの現金金額を確認
5債権消込FB05処理対象の取引を入金として債権消込を転記
6受領書発行-システム外処理、手作業
小切手入金1支払通知受領(取引先から)-システム外処理、手作業
2入金予定確認FBL5N得意先からの入金予定を確認
3小切手受領(取引先から)-システム外処理、手作業
4金額確認FBL5N得意先からの小切手金額を確認
5銀行持込-システム外処理、手作業
6債権消込FB05処理対象の取引を入金として債権消込を転記
7受領書発行-システム外処理、手作業
前受金入金1前受金受領(取引先から)-システム外処理、手作業
2金額確認-システム外処理、手作業
3前受金計上FV70-
4売掛金確認FBL5N得意先への売掛金を確認
5債権消込FB05前受金から債権消込を転記
受取手形(受領)1入金予定確認FBL5N(得意先明細照会)-
2受取手形計上F-36-
3会計伝票発行・確認FB03-
受取手形(取立)1受取手形取立FBWE-
2会計伝票発行・確認FB03-
3銀行持込--
受取手形(満了日)1手形一覧確認S_ALR_87012208
S_ALR_87012209
-
2手形入金処理S_ALR_87012211-
3会計伝票発行・確認FB03-
債権債務相殺1-FB05-
ファクタリング処理1-FB05-

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日次

会計伝票起票

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
承認プロセス無1-FB01-
承認プロセス有1未転記伝票起票FV50-
2未転記伝票承認FBV0-

残高確認

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
-1-FAGLL03(勘定明細照会)-

消費税

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
未払分計上1消費税確認S_ALR_87012357-
2未払消費税計上FB41-
申告納付1支払消費税確認S_ALR_87012357-
2支払消費税計上FV60-
3支払消費税計上FBV0-

残高繰越

分類プロセスNoプロセス名称トランザクションコード処理詳細
-1総勘定元帳残高繰越FAGLGVTR-
2未転記伝票起票FV50-
3未転記伝票承認FBV0-

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このトピックでは、財務会計(FI)モジュールの標準機能を取り上げて一覧化します。

勘定コード

TrCd代表メニューパス機能説明
FAGLB03会計管理>財務会計>総勘定元帳>勘定コード>残高照会 (新)勘定コード単位の残高を確認します
FS00会計管理>財務会計>総勘定元帳>マスタレコード>G/L 勘定>個別処理>共通勘定コードの基本データを処理します
FS04会計管理>財務会計>総勘定元帳>マスタレコード>G/L 勘定>変更履歴照会>共通勘定コードの基本データの変更履歴を照会します
FS10N会計管理>財務会計>総勘定元帳>勘定コード>残高照会勘定コード単位の残高を確認します
FSP0会計管理>財務会計>総勘定元帳>マスタレコード>G/L 勘定>個別処理>勘定コード表勘定コードの勘定コード表ビューデータを処理します
FSP4会計管理>財務会計>総勘定元帳>マスタレコード>G/L 勘定>変更履歴照会>勘定コード表勘定コードの勘定コード表ビューデータの変更履歴を照会します
FSS0会計管理>財務会計>総勘定元帳>マスタレコード>G/L 勘定>個別処理>会社コード勘定コードの会社コードビューデータを処理します
FSS4会計管理>財務会計>総勘定元帳>マスタレコード>G/L 勘定>変更履歴照会>会社コード勘定コードの会社コードビューデータの変更履歴を照会します
S_ALR_87012333会計管理>財務会計>総勘定元帳>情報管理>総勘定元帳レポート(新)>マスタデータ>勘定コード一覧勘定科目一覧

得意先

TrCd代表メニューパス機能説明
FD01会計管理>財務会計>債権管理>マスタレコード>登録得意先のマスタデータを登録します
FD02会計管理>財務会計>債権管理>マスタレコード>変更得意先のマスタデータを変更します
FD03会計管理>財務会計>債権管理>マスタレコード>照会得意先のマスタデータを照会します
FD05会計管理>財務会計>債権管理>マスタレコード>得意先ブロック/解除得意先をロックします
FD06会計管理>財務会計>債権管理>マスタレコード>得意先削除フラグ仕入先を論理削除します
FD08会計管理>財務会計>債権管理>マスタレコード>照会>得意先変更確認得意先変更確認
FD10N-得意先残高照会

仕入先

TrCd代表メニューパス機能説明
FK01会計管理>財務会計>債務管理>マスタレコード>登録仕入先のマスタデータを登録します
FK02会計管理>財務会計>債務管理>マスタレコード>変更仕入先のマスタデータを変更します
FK03会計管理>財務会計>債務管理>マスタレコード>照会仕入先のマスタデータを照会します
FK05会計管理>財務会計>債務管理>マスタレコード>仕入先ブロック/解除仕入先をロックします
FK06会計管理>財務会計>債務管理>マスタレコード>仕入先削除フラグ仕入先を論理削除します
FK08会計管理>財務会計>債務管理>マスタレコード>照会>仕入先変更確認仕入先変更確認
FK10N-仕入先残高照会

固定資産

TrCd代表メニューパス機能説明
AS01会計管理>財務会計>固定資産管理>資産>登録>資産資産のマスタデータを登録します
AS02会計管理>財務会計>固定資産管理>資産>変更>資産資産のマスタデータを変更します
AS03会計管理>財務会計>固定資産管理>資産>照会>資産資産のマスタデータを照会します
AS05会計管理>財務会計>固定資産管理>資産>ロック>資産資産をロックします
AS93旧資産データ照会
AW01N資産エクスプローラ
S_ALR_87011963資産残高
S_ALR_87011964資産残高
S_ALR_87011966資産残高
S_ALR_87012050資産取得
S_ALR_87012052資産除却

銀行

TrCd代表メニューパス機能説明
FI01会計管理>財務会計>銀行>マスタデータ>銀行マスタ>登録銀行のマスタデータを登録します
FI02会計管理>財務会計>銀行>マスタデータ>銀行マスタ>変更銀行のマスタデータを変更します
FI03会計管理>財務会計>銀行>マスタデータ>銀行マスタ>照会銀行のマスタデータを照会します
FI06会計管理>財務会計>銀行>マスタデータ>銀行マスタ>照会銀行のマスタデータを削除します
FI12取引銀行定義

共通

全伝票タイプを処理できる機能です。

TrCd代表メニューパス機能説明
FB01-本転記の会計伝票を直接登録します
FB02会計管理>財務会計>総勘定元帳>伝票>変更転記済の会計伝票を変更します
FB03会計管理>財務会計>総勘定元帳>伝票>照会転記済の会計伝票を照会します
FB04会計管理>財務会計>総勘定元帳>伝票>変更履歴照会転記済会計伝票の変更履歴を照会します
FB05-消し込み転記を行います
FB08会計管理>財務会計>総勘定元帳>伝票>反対仕訳>個別反対仕訳会計伝票に対する反対仕訳伝票を個別登録します
FBRA会計管理>財務会計>総勘定元帳>伝票>消込済明細再登録消込済明細を再登録します
FBV0会計管理>財務会計>総勘定元帳>未転記伝票>転記/削除登録済の未転記伝票を承認します
FBV2会計管理>財務会計>総勘定元帳>未転記伝票>変更登録済の未転記伝票を変更します
FBV3会計管理>財務会計>総勘定元帳>未転記伝票>照会登録済の未転記伝票を照会します
FBV4会計管理>財務会計>総勘定元帳>未転記伝票>ヘッダ変更登録済の未転記伝票のヘッダを変更します
FBV5会計管理>財務会計>総勘定元帳>未転記伝票>変更履歴照会登録済の未転記伝票の変更履歴を照会します
FBV6会計管理>財務会計>総勘定元帳>未転記伝票>却下登録済の未転記伝票を却下します
FAGLL03-勘定、会社コード、照会対象明細を指定し、勘定明細を表示します。

G/L伝票

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FBL3N-勘定コード明細照会

債務

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FBL1N-仕入先明細照会
F110-自動支払
FBZP-支払プログラム

債権

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FBL5N-得意先明細照会

SAP ERPの代表的なFI基本帳簿体系

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PG:RFHABU00-伝票ファイルからの総勘定元帳
S_ALR_87012277会計管理>財務会計>総勘定元帳>情報管理>総勘定元帳レポート(新)>伝票>勘定残高>一般>G/L勘定残高>明細仕訳帳残高試算表:総勘定元帳勘定コード残高
S_ALR_87012277会計管理>財務会計>総勘定元帳>情報管理>総勘定元帳レポート(新)>伝票>勘定残高>一般>G/L勘定残高>明細仕訳帳残高試算表:総勘定元帳勘定コード残高
PG:RFKSLD00-国内通貨仕入先残高
PG:RFDSLD00-国内通貨得意先残高
S_ALR_87012287会計管理>財務会計>総勘定元帳>情報管理>総勘定元帳レポート(新)>伝票>一般>伝票仕訳帳伝票仕訳帳
S_ALR_87012289会計管理>財務会計>総勘定元帳>情報管理>総勘定元帳レポート(新)>伝票>一般>要約仕訳帳要約仕訳帳
S_ALR_87012291会計管理>財務会計>総勘定元帳>情報管理>総勘定元帳レポート(新)>伝票>一般>明細仕訳帳明細仕訳帳
S_ALR_87011990-資産台帳
FBCJ-小口現金出納帳
FBCJC0-小口現金出納帳の設定
FBCJC1-小口現金出納帳の伝票番号範囲
FBCJC2-小口現金出納帳の取引名
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FC10財務諸表
FAGLGVTR残高繰越
F.07債権債務残高繰越
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S_P00_07000134一般源泉徴収税レポート
S_PL0_09000447(仕入先の)源泉徴収税申告書
S_ALR_87012357消費税レポート
S_ALN_01001767日本用償却資産税レポート
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OB52会計上会計期間OPEN
AJRW資産会計年度変更
TrCd説明
F-53支払転記
F-54仕入先前払金消込
F-55統計転記
F-56統計転記反対仕訳
F-57仕入先備忘明細
F-58支払印刷
F-59支払請求
F-63仕入先請求書の未転記
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F-66仕入先未転記クレジットメモ
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F-90仕入先からの取得
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FAGL_FC_VAL外貨建て:評価替えの実行
FBBP勘定決定システム設定変更
FBD1、FBD2、FBD3繰返伝票登録、変更、照会
FBKP管理 財務会計システム設定
FBMP督促処理
FBN1会計伝票番号範囲
FBR2伝票参照転記
FBTPテキスト決定システム設定変更
FBU3会社間取引照会
FD11得意先勘定分析(売掛金残高確認)
FEBA銀行報告書編集
FF_5銀行報告書インポート全銀協(日本)
FF7A資金管理と予測
FMIRビュー“オープン期間指定” 変更:概要
FSE2財務諸表バージョン変更
FSS0項目ステータスグループ割当
FTXP消費税コード定義

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概要

源泉徴収及び源泉徴収税とは

源泉徴収とは、給与・報酬などの支払者が、給与・報酬などを支払う際にそれから所得税などを差し引いて国などに納付する制度であり、源泉徴収税は源泉徴収された税金のことです。

日本の源泉徴収税

主に個人に対しての支払金額が対象となる(受領者が法人の場合は、馬主に対する競馬の賞金のみが対象)

No.2792 源泉徴収が必要な報酬・料金等とは - 国税庁

構成要素

源泉徴収税タイプによって以下が定義されます。

  • 転記時期
    税タイプ作成の最初から請求時転記と支払時転記とのどちらかに指定できます。
  • 転記される勘定
    自動仕訳処理で税額が転記される勘定はタイプごとに指定します。
  • その他の制御情報 
    下記の図で示されるように、課税基準額の判断を正味額にするか総額にするかやマニュアル入力可能かどうかなどの設定も税タイプ毎に制御可能です。

源泉徴収税コードによって以下が定義されます。

  • 税額の計算方法
  • 課税基準額の計算
  • 課税率
  • 軽減率

税額が転記される税勘定

手順

  1. 国毎に徴収税タイプを定義 
  2. 徴収税コードを定義、
  3. 税率などを決定 
  4. 会社に必要な税タイプを割当 
  5. 税タイプに転記時仕訳勘定コードを割当

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税計算

税計算表(あるいは「税決定表」)は、FI や MM で消費税を計上する際に、消費税の計算方法や消費税率を決定して消費税額を計算すると同時に、(SD での消費税計上を含めて)消費税を会計転記する際の勘定コードを決定します。

税計算表は、国コードごとに割り当てが行われて、仮受消費税と仮払消費税の両方を一括して制御します。
従って、会社コードや仮払、仮受毎に別々の税計算表を定義することはできません。例えば、FI の会計伝票登録処理では、債権計上、債務計上に関係なく、画面入力した会社コードの国コードから税計算表が決定されます。

SAP 標準では、国コード JP には、日本用の税計算表 TAXJP が用意されていて、TAXJP で日本法人向けの仮払、仮受消費税の税率と消費税勘定が初期設定されています。

税コードは、消費税の種類や税率を管理するパラメーターで、モジュールに関係なく仮受、仮払消費税を会計転記(=会計伝票登録)する際に必要になります。
税コードは、税計算表ごとに定義されています。例えば、SAP 標準の日本用税計算表 TAXJP には以下のような税コードが初期設定されています。

税計算表は、消費税率を決定して消費税額を計算するだけでなく、消費税を計上するための勘定コードを決定する役割も担っています。
なお、勘定コードの決定の仕組みは、FI 会計伝票登録や MM ロジ請求書照合の場合と、SD 請求伝票登録で違いがあります。